白鳥記念館



記念館外観
70周年記念事業として企画・設立された白鳥記念館。
その始まりは、昭和59年に記念事業部が中心となり、記念事業を実施した近隣校の視察及び教職員・現生徒を対象にアンケート調査を実施。その結果、記念館の設立や合宿所の建設の声が多く上がり、合宿所的な施設を含めた記念館をメインの事業とする方向で進めていった。
 

最初の設計図
記念館の設計には、同窓生である室蘭工業大学建築家大学院生に設計を依頼した。
予算は当初2千万円とされており、様々な課題は残されていた。
その後、記念館の設立は新校舎建設との関連から平成3年着工が予定されていたが、体育館建設・グラウンド造成・校舎前造成工事等の絡みもあり、着工を平成5年度に延期することとなった。
 

最終設計図

また、記念館の外観も、新校舎や周囲との景観を考慮し設計図の見直しも検討される。建築資金としてはこの時(平成3年時)3千万円積み立てられていた。平成5年5月17日、記念館の建設が道の認可を受け10月31日の落成記念に向け建設が進められ始める。
 

開館式
平成5年10月31日、小雨のパラつく天候の中「新校舎・同窓会記念館落成記念事業」が開催。前日の30日には、千名の在校生を前に東京高等裁判所判事、岩佐善巳氏(栄3期)の記念講演があり、翌31日、全定生徒1100名を始め、来賓・管内高校長・工事関係者・父母・旧職員・同窓、合わせて1300名を集め、栄高屋体において記念式典が行われた。
その後も、同窓生に呼びかけながら、展示物や作品、在学中の教科書や校章など様々な物を寄贈頂き展示して現在に至っている。